PreSales Enablement

今日からEARN

に入ります.

 

以前にココで、

〔当然の報いとして名声・信用などを〕得る、獲得する

で書きました。

 

受注に至るまでの最後の踏ん張りどころとなるわけで、先頭は、PreSales Enablement

なのですが、Complete Guide to SalesTechには、PreSales Enablement & Managementとして説明されているので、ここからDescriptionを抜き出します。

For Sales Engineers and PreSales individuals to document and execute Proof of Concepts, pilots, and mutual action plans.

つまり、

営業マンとプリセールス担当者は、概念実証、試験運用、及びお互いの作業項目の計画を文書にまとめて進めて行く。

といったところでしょうが、ここで概念実証とは、

新しい技術や概念、理論などが実現可能かどうかをデモンストレーションすることで、技術にどのような効果、効用があるか検証する手続きも含まれます。

NTTデータ グローバルソリューションズさんのwebsiteで説明されていますし、プロトタイプとの違いも書かれています。

 

また、Typical Functionalityでは、

Proof-of-concept (POC) status and health data
(概念実証 (POC) の進捗と状況)
Scope collaboration
(営業チームや顧客とのコミュニケーションや情報共有を効率化するツール)
Mutual action plans and POC collaboration
(営業チームや顧客双方の行動計画とPOCコラボレーション)

と分からない言葉が幾つかありますので、Microsoft Bingの新しいAI搭載のチャット モードの力も借りたものの、済みませんが“health data”については曖昧です。

 

また、今更ながらも“PreSales”はハッキリしておかなければなりません。

 

日本語で書くと「プリセールス」で、「営業活動に入る前に何かすることがあるのか?」と思ってしまいますが、英ナビ

sale:販売,取引,売上

すなわち受注の「前」に行うという意味で、wikipediaの翻訳版では、

システム構築やソフトウェア製品を販売・導入する際に、営業担当に同行し、ITの技術的な知識を用いて、営業担当をサポートする職業です。通常、クライアントとの窓口は営業担当の役割となりますが、IT製品やシステム構築の技術面に関わる専門的な説明や、顧客との質疑応答はプリセールスの役割です。

と説明されていて、外資系ベンダーで見かける役職ですが、日本の会社だとフィールドSE的な役割でしょう。

 

あくまで一般にですが、営業さんの頭の中は売り上げのことで一杯ですから「技術の細かなことは任せる」みたいな空気がありますし、会社側としてみれば、「何でも出来ます。」と営業さんが言って受注してしまうより、技術担当者を挟んで事前に課題を整理しておいた方が安全といった面もあります。

 

では、そのPreSales Enablement分野にはは、どんなベンダーがあって、どんな製品/サービスを提供しているのかですが、

の一番目のhomerun社のCEOは多分野球好きなのでしょう。

 

そう言えば、今週後半に予定されている大谷翔平選手の記者会見が楽しみです。来年はバッターとしてプレーされるのでしょうが、豪快な一発を期待したいと思いながら、homerun社さんのwebsiteを読んで行きます。

同社のwebsiteのTOPに書かれている、

The presales workspace that gets you through your day.One place to track, manage, organize, and inform your presales efforts.

ということは、

毎日のプリセールス業務を段取り良く進めて行く為の支援システムで、捌かなければならない業務をひっくるめて確認、管理、取りまとめることで、何をしなければならないかが分かるようになります。

みたいなことかと思いますが、about usには、

We built the first version of Homerun back in 2018 as a tool for ourselves to reduce the day-to-day chaos that we were living as sales engineers and presales managers. 

つまり、

セールス エンジニアやプリセールス マネージャーとして日々の混乱を軽減するためのツールとして、2018 年に Homerun の最初のバージョンを構築しました。

と書かれています。

 

同社をLinked inで調べると、カリフォルニア州サンノゼインテルの本社などがあるシリコンバレーのど真ん中)市内に事業所を構える10人程度の規模の会社のようで、元々は、所謂法人向けパソコン販売店のような業務をしておられる(orおられた)のかもしれませんが、日常業務で必要に応じて作ったのが、このPreSales Enablement製品なのでしょう。