“Digital Adoption Platform”もComplete Guide to SalesTechに説明はないものの、Googleで検索してみると、日本語のサイトも多数あって、中でも、カスタマーサクセス組織立ち上げ中さんは、当ブログと同じように、色んなサイトを参考にして説明してくれていて、非常に分かり易いので、引用させていただきます。
まず、
2.Digital Adoption Platform(DAP)とはなにか
については、
Digital Adoption PlatformとはDAを推進するための存在であり、デジタルツールの利用方法や、注意事項をソフトウェア上でガイダンスしてくれる超便利な存在!しかもノーコードで実装できるのがトレンド!
と説明されています。
現在利用できるソフトウェアは色んな機能がテンコ盛りですから、使い方を知るだけで時間を要しますし、一部しか使ってくれないと効果が上がらないので、DAPは重要でしょう。
ちなみに、Digital Adoption PlatformをDAPと言うことを初めて知りました。
ここで、またまた昔話になりますが、オンサイトでのインストラクター/トレーナーによる導入研修とかサポートセンターを充実させないと製品が売り難い時代がありました。
案件が重なるとインストラクター/トレーナーのスケジュールを組むのが大変で、時間を半分に設定したりとかで凌ごうとしたのですが、そうすると、サポートセンターへの問い合わせが増えてしまいます。
それこそ5分おきに不明点を電話してきたり、或いはメールへの回答を催促してくる人もいました。
でも、今日のように利用するアプリケーションの数や利用者数が増えたら、人力でサポートして行くのは無理であり、Digital Adoption Platformを使うのは当然なのでしょう。
具体的なソリューションとして、先のサイトでは主要プレーヤーの一社として紹介され、
にも掲載されているPendo.io, Inc.は、
UI/UX向上とシステム定着化をサポート
Pendoのオールインワンプラットフォームなら、貴社が扱うソフトウェアのユーザビリティの向上やUX分析により、顧客体験と生産性を向上できます。
と謳っています。
「システム定着化」がされないケースが多々あるから、このように言っているのでしょう。
確かに、昔は、導入したもののオフィスの片隅で埃をかぶったまま放置されるシステムもありましたが、そのようなことを避けるために、例えば、
従業員による自社開発アプリの使用を促進する
に於いては、
- 従業員をオンボーディングして教育し、アプリを正しく使用できるようにする
- アプリの定着化を促進する要因と妨げる要因を理解する
- 視覚的なリプレイで、従業員がどこで行き詰まっているか、どこでうまくいっているかを確認する
- アプリ内でガイダンスとサポートを提供し、従業員の業務をサポートする
などのにより解決できることを説明しています。