Conversational Mktg

Conversationalでなんとなく分かりますが、念のためオンライン辞書で引いてみると、

conversational

1.会話の、砕けた、対話の、座談的な、対話[会話]形式の
2.話のうまい、話し上手な

と説明されています。

 

なので、

オンライン上で話をしながら
(買って貰えるように)マーケティング活動を進める

あたりだと推測できます。

 

実際、Descriptionには、

Conversational Marketing starts with a chat-like box on the website but it doesn't have to rely solely on bots.Captures interest to fuel the pipeline.

そして、Typical Functionalityにも、

Scheduling with a salesperson
Account-based sales notifications
Marketing content offers

と書かれていることから、大まかには冒頭に書いた通りなのでしょう。

 

私は、Windows2000以降はDell社のパソコンを使っているのですが、そう言えば、いつごろからか同社のwebsite上でchatを介して問い合わせを出来るようになりました。

 

電話は繋がり難いですし、emailは返答が返ってくるまでに時間がかかります。

 

それからすると、chatの方が簡単ではあり、逆に販売側では、顧客が気軽に問い合わせて貰えるようにハードルを低くする効果があるのでしょう。

 

実際のソリューションは二つで、一つ目のDRIFTは、

Everything Starts With a Conversation
(何事も話すことから始まる)

と言っていて、

Meet Drift, an AI-powered conversational platform that integrates chat, email, and video, and powers personalized experiences at scale throughout the customer journey.

ということは、chatだけでなく、emailや動画も含めて、営業担当者と見込み客が「話す」ことを支援するシステムのようです。

 

しかも、ここでも、

AI-powered 

とあるように、どの程度かは別にしてAI技術を製品に取り込むのが普通になってきているのでしょう。

 

結果として、

MORE PIPELINE-DRIVING CONVERSATIONS, LESS WORK

と書かれているように、同社製品を利用して商談を進めることで、

仕事が捗る

のなら有難い話です。

 

二つ目のQUALIFIIEDでは、

Turn your website into a pipeline generation machine.
(御社のウェブサイトをパイプライン生成マシンに変える)

と謳っています。

 

このパイプラインというのは、SFAが出始めた頃から聞くようなった言葉ですが、シャノンのブログさんで、

営業におけるパイプラインとは、営業プロセスを管理する方法のひとつです。商談に始まって受注で完了するまでの営業の各ステップを分類し、案件の現在位置を見える化したうえで、分析・評価・改善をします。

と説明されています。

 

その営業プロセスとは、

初回商談→ヒアリング→解決策の提案→決裁者へのプレゼン→見積の提出→クロージング→受注

のような流れです。

 

このうちの最初の三ツ目辺りまでをオンラインで進行できたら確かに効率が上がるでしょうし、同社のキャッチフレーズの通りに、自社のwebsiteに来た見込み客をchat等を介して取り込んで、その後の営業プロセスに乗せて行けば便利ですね。

 

また、このQUALIFIIEDは、

Powered by AI, the Pipeline Cloud helps companies maximize website conversions with live chat, automated chatbots, meeting scheduling, marketing offers, and actionable intent data.

とあるように、

の利用を支援する機能があるとのことですが、これは、前記のTypical Functionalityに書かれている通りです。

 

尚、ここのマーケティングオファーとは、Fusionさんが説明されているように、

商品やサービスを購入した際に得られる特典などを指します。 具体例としては、送料無料や返金保証、無料トライアル期間の付与などがそれにあたります。 オファーには顧客へ最後の行動を促す役割があります。

であり、インテントデータとは、SalesMarkerさんがニュースリリースで、

顧客が何に興味や関心を持っているのかを知ることができる行動データのことです。

と説明されていて、同社が提供する製品/サービスを利用すれば、

Web検索されたらシグナルで通知

なんてこともできるようです。