Gamification

言葉から大体の意味は想像できますが、先ずはDescriptionを読みます。

sellers compete with themselves or team members to accomplish goals and objectives. Leaderboards display running standings to recognize and motivate over time

営業マンは、割り当てられた数値目標や与えられた業務目標を達成する為に、(昨年同月/前月の実績を上回るように)自分自身とも、そして当然同僚と競争しています。
順位表には現在の売上順位が表示されるので、自分自身の現在の位置を確認できますし、もっと多く販売しようと意欲が湧くようになります。

と今回も少々盛りました。

 

次に、Typical Functionalityでは、

Custom branded leaderboards
(自社の営業体制向けに作成した順位表)
Real-time goal tracking of individual and team goals
(営業担当者及び営業チームに与えられた目標への到達度を随時更新)
Award recognition, badges, and prizes
(優秀な営業マンの表彰、営業成績優秀者のみが付けられる社章の付与、営業成績優秀者に送られる商品)

などが挙げられています。

 

ここで、“leaderboards”とは、

      

        (出典:Adobe Stock)

のような表のことです。

 

少し前に当ブログでも書いたように、昔の販売会社では営業マンごとの成績表を社内に張り出すのが普通でしたし「数字を上げられない営業マンは不要。」なんてことも言われた時代がありました。


今日ではパワハラになりかねないからか、“Gamification”と言い換えていて、weblioで、

マーケティングの手法の一種で、ゲームが本来の目的ではないサービスにゲーム的要素を組み込むことで、ユーザーのモチベーションやロイヤリティを高めることである。

と説明しているように、あくまで「ゲーム」の体裁を装っていますが、実質的には営業マン同志を競わせているのに変わりはありません。

 

ただ、かつては優秀な営業マンが集まると言われていたIBM社でも、初代社長のThomas J. Watson Sr.の時代から、“IBM Hundred Percent Club”を運営していて、割り当てられた売り上げ目標を100%達成した営業マン等を表彰したり、南国旅行に招待したりしていましたし、同様の制度は他社にも広がっていました。

 

ですから何らかの形で仕掛けを持たないと売り上げ達成を継続して行くのが難しいのが現実であり、だからこそ、

の二番目のSetsail社がwebsiteで言っている

Sales gamification turns ordinary tasks into game-like adventures,
(毎日の営業活動をゲームのような冒険に変えるのです。)

のような製品が必要とされるのでしょう。