本当は、Account Targetingに行こうと思ったのですが、もう一つよくわかりません。
そこで、今回は赤で囲んだ
Lead List & Buildingを調べることとし、Complete Guide to SalesTechの説明を引用します。
Build Dynamic lists of prospects based on attributes like company size or job title. Be alerted to triggerevents like job changes, acquisitions, or new facilities.
綺麗な正しい翻訳は出来る人に任せるとして、いつものように私流の補足をしながら訳すと以下のようになります。
所属する会社の規模や役職などの属性に基づいて、動的な見込み客のリストを作成する。また、その見込み客が転職したり、所属する会社が買収をしたり、或いは新しい事業所を設けたりした時などは取引のキッカケになるので知らせてくれるようにする。
dynamicは、
力強い、行動的な、動的な、活動的な、生き生きした、活力に満ちた
・Economies are dynamic in nature. : 経済は生き物である。
と英辞郎で説明されているので、この「生きている」的な意味から、(営業で)実際に使える、現在有効な、みたいな訳を考えたのですが、一方で、Dynamic lists に対して、コンテンツマーケティングの成功法則!さんのサイトでは、
ある条件に基づいて動的に作成されるリストを指します。
と説明されているので、「動的」そのままが正しいのでしょう。
また、Typical Functionalityには、
- Demographic and firmographic filters
- Saved list filters for automatic list updates
- Prioritizing lists based on triggers
とfiltersが良く出てきます。
再び英辞郎で調べると、
- ろ過器、こし器
- ろ過材、フィルター◆ろ過器に使われる細かい穴がたくさん空いた素材。
- 〔カメラの〕フィルター◆特定の色を吸収したり、像をゆがめたりする働きがある。
- 〔たばこの〕フィルター◆【同】filter tip
- 〔電子回路の〕フィルター◆特定の周波数成分を通し、他をブロックする働きがある。
- 《コ》フィルター◆特定の情報を通し、他をブロックするプログラム。
等の意味があるようで、参考にしながら毎度の我流意訳をすると、
- 対象地域の人口・事業所動向を参考にして見込み客リストを拾い出せること
- 自動的に最新に更新された見込み客リストであること
- 攻略の手がかりがありそうな順に並んでいる見込み客リストであること
と言ったところでしょうか。(間違っていたらゴメンナサイ)
以上を頭に入れた上で、最初に出ているTechTarget社を見て行きます。
同社のwebsiteでは、
TechTarget Named a Leader in The Forrester Wave™:
B2B Intent Data Providers, Q2 2023
B2B専業のデータ提供分野におけるリーダーはTechTargetであるとThe Forrester Wave™が言っている。
と誇らしげに自己紹介しています。
因みに、このThe Forrester Wave™とは、
客観的で透明性の高い分析を行って同業界の競合企業にスコアを付ける報告書
とNUXEOさんが説明しておられるのですが、作成しておられるForrester Research(フォレスター・リサーチ)の名前は聞いたことがある筈です。
話を戻すと、リーダーに指名されたTechTarget社は、
On TechTarget’s network of 150+ websites and 1,100+ content channels, we create the modern digital buying context.That’s why more of your buyers are doing purchase research here than anywhere else.
ということで、ネット上の様々なWebサイトを介して各企業の購買担当者の動きを把握しながら、関連する製品/サービスとともに、Lead List & Buildingの支援をしておられるのでしょう。
ところで、私がアメリカの展示会に出かけていた頃の話です。
あるブースに長蛇の列が出来ているので私も並んでみると、名刺と1ドル札が交換になっていました。それだけでなく、ブースを出る時にはアイスバーを渡されて(おバカなことに)嬉しくなりました。
でも、こうやって集めた名刺情報は「○○展示会参加者名簿」とかいって販売されたのでしょう。
今はこんな情報収集はやっていないでしょうけど、当時の日本の展示会のように、ブース/コーナーに来た来場者と名刺交換するだけとは大違いだと感じましたが、今日では更に進んでいるのだと改めて思った次第です。