Social Selling/Alerts

で囲まれている部分のタイトルにあるSocial Selling/Alertsと聞いても意味不明でしたが、Complete Guide to SalesTechには、Social Selling/Trigger Alertsと書かれていたので、後半はなんとなく分かりました。

 

そして、Description、

Communicate with and prospect on social media channels. Research prospect interests and be notified when a prospect or account posts or announces news.

の最初の文から、social(media)の意味も理解できました。

 

ただ、social media channelsというのがシックリ来なかったのですが、googleで調べてみると、

  • Social Media Channels for Marketing Your Business
  • Which Social Media Channels are Best for Your Brand’s Marketing Goals?
  • Top 7 Social Media Channels With Over 1 Billion Monthly Active Users

などから一般的に使われているようです。

 

以上をもとに先を我流で訳すと以下のような感じになります。

ソーシャルメディアを介して見込み客と会話する。見込み客の関心領域を探り、彼ら、或いは既存の顧客も含めてなのだが、ソーシャルメディアに何某かを投稿したり、もしくは新しいニュースを発表した時は、通知を受け取れるようにしておく。

 

ところで、ソーシャルメディアSNSと思っていたのですが、少し違うようなので、wikipediaで調べてみます。

[英語版]

[日本語版]


英日で少し差異があるものの、所謂SNSソーシャルメディアの一部であり、LinkedIN、amazonのreview、更にはYahoo!掲示板迄が対象となっているのは驚きでした。

 

また、Typical Functionalityには、

  • Auto connection requests
  • Notification of trigger alerts
  • Personality trait analysis

と書かれているものの、省略されているのか簡潔過ぎる表現でよく分かりません。

 

そこで想像力を働かせて補足すると、

  • 見込み客が投稿しているソーシャルメディアに自動的に繋げる
  • 見込み客との新たな取引、或いは取引そのものに関係することが生じたら通知を受ける
  • 対象となる見込み客担当者の性格の特性を分析する

みたいな機能を有するツールが必要となるのでしょうが、Social Selling/Alerts製品/サービスとして最初に挙げられているのがSprout Social社で、同社のサイトには、

A powerful solution for social media management

ソーシャルメディア管理の為の強力なソリューション

と書かれています。

 

残念ながら日本語版/日本語バージョンはないものの、 Social Networking Tipsさんのサイトで、

Sprout Socialは、世界的にも有名なSNS管理ツールです。

InstagramTiktokTwitterFacebookなど、複数のSNSを一括で管理することができるため、アプリの切り替えやログイン・ログアウトの必要なく、投稿やスケジュール管理ができます。

と分かり易く解説してくれています。

 

確かに、沢山のソーシャルメディアを手動で一つ一つログインして調べるわけに行きませんから、こういった管理ツールが必要となるのでしょう。

 

利用できる機能として、

  • SNSの投稿公開、スケジュール設定、下書き、予約投稿
  • SNSの投稿カレンダー
  • コンテンツライブラリ
  • 最適な投稿時間の確認
  • SNSのメッセージ一括管理
  • チャット管理用の独自のBot作成
  • 選択したメッセージタイプ、プロファイル、キーワードでの自動タグ付け
  • 競合SNSTwitterキーワードの追跡
  • 複数のチームメンバーでの会話履歴、連絡先情報、顧客とのやり取りにメモ作成
    競合他社のプロファイル、Twitterキーワード、ハッシュタグ等の詳細レポート作成
  • Twitterのフィードバック調査
  • チームのパフォーマンスの分析
  • ヘルプデスク

などが挙げられています。

 

ですからSprout Socialを業務に適用するユーザーに於いては、先ずは自分自身でSNSなりに何某かの投稿をして、それに反応してくれる潜在的見込み客としてピックアップして行くのでしょう。

 

というのも、言うまでもなくアメリカは広いです。

 

ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコに代表される都市部こそ、大手町や御堂筋(大阪)のようなビルが立ち並んだ通りがありますが、そこから離れると、訪ねることすら簡単ではありません。

 

なので、「取り敢えず客先に行ってこい」的な昭和日本のスタイルが成り立つ筈がなく、最初に何処の誰の所とコンタクトするのかを決めなくてはなりません。

 

その為には、冒頭に挙げたように「見込み客と会話する。」(ことができる件数)を増やすことが必要であり、ソーシャルメディアとその管理ツールの活用が欠かせないのでしょう。