Sales Engagement

並んでいる製品/サービスの数が沢山なのはは需要が多いのかもしれませんが、直訳すると「営業活動」のようなニュアンスですから当然でしょうし、かなり守備範囲が広そうだと思いながら、Descriptionを読んでみました。

Cadence or automated sequenced outreach attempts across channels (first an email, then a phone call, then a social outreach, then a 2nd email with video, etc).

恥ずかしながら先頭のCadenceで躓き、高校生の時に英文解釈で当てられて最初の名詞が分からずに立往生したことを思い出しました。

 

そういえば、そんな名前の会社があったようにも思いながら、取り敢えずオンライン辞書weblioに頼っても、

(詩などの)韻律、リズム、(朗読などにおける)抑揚、(楽章・楽曲の)終止形

とかで意味不明です。

 

次にロングマンで調べても、

  1. the way someone’s voice rises and falls, especially when reading out loud
  2. a regular repeated pattern of sounds or movements
  3. technical a set of chords

と余計分からなくなったのですが、先の「リズム」とか後の2.から「一定の間隔で繰り返しながら」のようなことなのでしょう。

 

大変時間が掛かりましたが、以上から、

様々な方法で、例えば、最初に電子メールを送ったり、そして電話を掛けたり、更には実際に動いたり、動画付きの電子メールを送ったりなどで、定期的に、或いは自動的な順番で、見込み客と接触しよと試みること。

のような大変長い超・意訳としてみました。

 

実際に、Typical Functionalityには、

Outreach/follow-up orchestration
(見込み客に接触してみたり、再接触することを組織的に実施)
Setting up the sequences or cadence
(見込み客と接触する順番や期間を設定する機能)
Pre-populated emails and call scripts
(事前に用意した連絡メールや営業話法)

のようなことが挙げられています。

 

ここで、一つ目のorchestrationとはオーケストラから意味を推測できたのですが、ケンブリッジ辞書さんでは、

a careful arrangement of something to achieve a particular result, often in a way that is unfair or wrong

と説明されていて、赤字で表記した部分には少しガッカリしました。

 

以上を踏まえて、リスト

に掲載されている製品/サービスを見て行きます。

 

二つ目にあるgrooveさんは、自社紹介に於いて、

Groove is a market-leading sales engagement platform that enables sales leaders to execute their strategy in a smart, adaptive way. 

(我が社Groove は、セールス エンゲージメント プラットフォーム分野で市場をリードしており、各社の営業責任者は簡潔且つ適切な方法で戦略を実行できるようになります。)

と説明しています。

 

といっても、Sales Engagementという製品/サービスがあるわけではありません。

 

これは、三つ目のSalesloftさんも同様で、同社のwebsiteのtitleタグにも、

Salesloft: The Leading Sales Engagement Platform

と“Sales Engagement”が入っているものの、製品/サービスは個別に分かれています。

 

ただ、同社も“The Leading”と自称しているのは、日本で言えば老舗の饅頭屋さんどうしが、本家とか元祖と名乗り合っているのと同じなのでしょう。

 

尚、GrooveさんのURLは、https://www.groove.co/となっています。

 

最後の“m”を書き忘れたのかと思いましたが、

.coは、国別コードトップレベルドメインの一つで、コロンビアに割り当てられている。

wikipediaに書かれています。

単に紛らわしいだけではないかとも思うのですが、

.comや.co.xxとの類似性から世界中で売り出す計画は実現していなかったが、2010年より全世界に販売されるようになった。

とのことで、google社も採用していて、

Google’s official URL shortcut just for Google websites.

と説明しています。