Demos

そのまんまなので分かり易いです。

 

Complete Guide to SalesTechには、Demo Automationとして載っているので、このDescriptionを読んで行きます。

Deliver best-in-class pitches that can be automated for buyer viewing. Collaboration when preparing for and presenting demos.

に対しては、

製品/サービスを検討中の購入者が好きなように見ることが出来るようになっている最高の説明手法を提供します。デモの準備や実際の説明も一緒に制作してしまいます。

と今回も大盛にしてみました。

 

続いて、Typical Functionalityですが、

Interactive product experiences
(対話的に製品/サービスを体験する)
Self-guided demos
(自分で操作しながら製品/サービスのデモを見ることができる)
Automated follow-up
(デモを見た見込み客に対しては継続的に対応する)

とこちらも意訳強化版です。

 

製品や分野にもよりますが、日本の場合は、客先に出向いてのデモを要求される場合が多いと思います。

 

本当はデモルームに招待して専任の担当者のデモをした方が楽です。しかしユーザーによっては、できるだけ多くの利用対象者に見せることを希望される場合があるのです。

 

それこそ担当者やオペレーターだけでなく、部長、関連部門担当者や事業部長迄出てくるなんてこともありました。そんな場合には、複数のマシンや周辺機器を含む機材一式だけでなく、カタログ・資料数十部をキャリーカートに詰め込んで行くことになります。

 

昼一番に開始して、挨拶~デモ~延々と続く質疑応答を経て帰ってきた時にはヘトヘトになりました。まだ若かったから体力で乗り切りれましたし、結果として稟議が通り易いなどの効果があったことは確かで決して無駄ではではなかったように思います。

 

今ならノートパソコンと小型プロジェクターを持って行って簡単にデモを実施しているのでしょうが、広いアメリカでは気軽に出かけることそのものが出来ませんから、オンラインデモで対応することが必要になってくるのでしょう。

 

そんなことを考えながら、

の一番目に挙がっているConsensus社さんのwebsiteを見て行きます。

 

Topには、

The Leading Demo Automation Platform
(顧客向けのデモを自動できる最先端のプラットフォーム)

と書かれています。

 

そして、

Give your buyers a better experience, not just meetings

とは、

製品/サービスについてタラタラ話を聞く単なる会議ではなく、聞いて良かったと思えるような機会をお客様に提供する

のようなニュアンスなのでしょうか?

 

それを同社がどのように提供するかについては、

Create & send demos in minutes
Sales engineers build interactive video demos on Consensus. AEs email demos as links to prospects. “Want a demo? Check your inbox.” Bada boom, bada bang!

Watch & share demos on-demand
Prospects pick what they want to learn about, get a personalized demo on-demand, then share it with their teams. It’s “choose-your-own-demo” meets “intra-viral”.

Track & discover in real-time
Consensus automatically tracks engagement, finds new stakeholders organically by role and by priority, and gives you and your team insights to make first calls feel a lot like third calls.

の3つのポイントから説明しています。

 

これらを超簡単にまとめると、

対話的な製品/サービスデモをそれぞれ数分で何本か作成して、そのデモへのリンクをメールで送信すると、その中から見込み客は自分が選んで見るだけです。また、見込み客が何をどう観たかなどの動きを分かっているので、先方の関心分野を承知した上で、あたかも既に何回も話しているかのように面談できます。

といったところでしょう。

 

他の製品/サービスも同じようにオンラインデモが前提なのですが、例えば2022 Enterprise SalesTech Landscapeの方で紹介されているDemodesk社さんは、

Demodesk is the leading platform for virtual sales.
(Demodesk は、バーチャル販売の先進的なプラットフォームです。)

と謳った上で、

Schedule meetings on auto-pilot, run professional video meetings, and coach sales teams in real-time with AI. 100% GDPR compliant, enterprise grade security and support.

ということは、

自動的に会議のスケジュールの設定したり、専門性の高いビデオ会議やAIベースのリアルタイム営業支援、100%GDPREU一般データ保護規則)に沿ったセキュルティーを提供する。

と説明しています。

 

コロナ渦を経てビデオ会議が一般化した今日、嘗ての私が行っていたようなデモスタイルが必要なくなったのかもしれませんし、あらゆる営業活動をオンライン化することで営業効率を上げる必要があるのでしょう。