引き続いてはDialers
ですが、さすがにタイトルを見て直ぐに分かりました。
早速、いつも世話になっているphoto acさんで画像を探したところ見つかったのは、
で、私の実家にあった電話機を思い出しました。
というのも私と弟の両方が結婚するのが同じ時期だったのですが、ある日に母が某電気メーカーのプッシュホンに変えてしまったことがあったからです。
理由を聞くと「お嫁さんが来るのに古い電話機だと申し訳ない。」からだと。ところが私の家内は「むしろ昔の電話機を残してほしかったのに」と返してきたものの、さすがに母には言えませんでした。
プチ脱線は程々にして本題に戻り、Complete Guide to SalesTechのDescriptionを読んでみます。
Automatic dialing, fast disposition (answer/no-answer,voicemail), ability to make it appear as if you’re calling from the prospect’s area-code.
に対しては、
次々に自動で電話を掛けて、出る出ないやボイスメールが返って来るのかを手早く確認できて、しかも、あたかも地元から電話しているように見える機能を備えていること
みたいな意味でしょう。
次は、Typical Functionalityは補足付きの対訳も含めて先に書いてしまいます。
Local presence caller ID
地元から電話しているように見える機能
Ability to use any phone system including VOIP
インターネット電話を含む各電話システムとの連携機能
Automatic voicemail drop
電話を掛けたけど出なかった相手には事前に録音済みの伝言を自動的に残せる機能
一つ目のcaller IDは、ハナセル店長の日記さんが、
電話を受ける時に表示される、発信者番号通知を英語ではCaller ID と言います。
と説明しておられるのを参考にしました。
これはDescriptionにも書かれていましたが、アメリカでも地元(にあるように見える会社)から電話している方が受話器を取って貰いやすいのでしょうか?
次のワザワザ説明するまでもないでしょうが、VoIPとは、
Voice over Internet Protocol
VoIPとは、インターネットなどのIPネットワークを通じて音声通話を行う技術の総称。
とIT用語辞典 e-Wordsさんが説明しておられて、要するにSkypeみたいな使い方です。
3番目は、前回の記事に書いたLead EngagemantのTypical Functionalityにもありました。
ところで、Complete Guide to SalesTechに掲載されている製品/サービスを
を何気なく見ていたら、いつもの2022 Enterprise SalesTech Landscapeの
と少し並びが違うことに気が付きました。
考えてみれば、Enterprise SalesTech Landscapeも、恐らく毎年全てを一から作成しているわけではなくて、前年度版をすこしずつ修正して20XX年版としているのでしょうから、先頭に来ているのが最良の製品/サービスとは限りません。
それに対して、Complete Guide to SalesTechでは、数社の製品/サービスを並べるだけですから、その時点で勢いのある製品をピックアップし易いかもしれません。
というわけで今後はComplete Guide to SalesTechの図を優先してゆくこととして、今回の一番目のclickpointを見て行きます。
同社のwebsiteに書かれている通リ、
Power Dial Your Way to a 65%+ Contact Rate
と「65%以上の接触率」なら、
Advanced sales engagement with a full featured power dialer.
と書かれているように、確かにEngageを進めるのに役立つでしょう。
もっとも内容的には、
A power dialer prioritizes sales leads, includes sales scripts and local presence dialing, and empowers sales teams to contact more leads. Whether your sales team is making warm or cold calls, a power dialer can help improve results.
とDescriptionやTypical Functionalityに挙げられている機能を使って、
sales scripts
(営業トークの台本)
をもとに営業さんが電話するのを支援する製品/システムのようです。
そう言えば、私が住んでいる地域にも様々な営業電話が掛かって来て、いきなり一方的に話すだけだったり音声テープが流れるだけなんてことがあります。
聞く気もないので直ぐに切ってしまいますが、この電話の最後に、
- 興味がある
- 必要ない
のボタンを押させて、「1」を押した人を集めて見込み客リストにしているのかもしれません。
それが仮に「65%以上」がになったとしても中身は知れているようにも思いますが、逆に35%のcold callsを除外できることに意味があるのかもしれません。
尚、warm callsとcold callsは、今後も出てくる頻繁に出てくるであろう用語なので、JLogosさん、タービン・インタラクティブさんの説明を以下にまとめておきます。
warm call 以前になんらかの関係のあった相手に改めて訪問したり電話をかけたりして,商品の販売を行う方法。
Cold Calling(コールドコーリング)とは、製品・サービスを必要としていない顧客に対して行う電話営業のこと。