赤で囲んだ下半分2段は、まとめて行きましょう。
先ずは下から2段目のCRM Dataです。
そのまま理解すると、CRMに保存されているデータの扱いについてでしょうが、以下の3つに分類されています。
- Database Cleanse & Append
- Unified Activity Entry
- Sales Teams Workspaces
前二つは説明書(Complete Guide to SalesTech)に書かれていて、少し補足しながら意訳すると次のようになります。
Database Cleanse & Append
Identify which of your contact data is incorrect or invalid(or duplicative) and make the necessary corrections,and they append or enrich missing contact data.
間違っているか、或いは有効でない(更には重複している)連絡先データを判別して、適切な修正を施します。そして、抜けている項目は追加するか、或いは補足します。
Unified Activity Entry
Automatically capture activities reps perform throughout the day into CRM so they don’t have to be logged manually
営業担当者の日々の活動を自動的にCRMに記録してゆくので、手動で入力する必要がありません。
単に連絡先データをRDBMSに登録するだけでなく、実際に営業活動に使えるデータにするというのが前者の目的でしょうが、それが出来そうなのは分かります。
しかし後者をどうするのかは楽しみであり、各社のサービスを見て行く中で確認します。
Sales Teams Workspaces
直訳すると、
営業チームのワークスペース
にて何のことか分かりませんが、これも各製品サービスを見て行く中で探ることとします。
最後に、一番下段に行きます。
CRM Systems
言うまでもなく、CRMとは「Customer Relationship Management」の略です。
老舗のSalesforceさんのサイトには、
日本語では「顧客関係管理」と言い、顧客情報や行動履歴、顧客との関係性を管理し、顧客との良好な関係を構築・促進することを指します。
と説明されています。
このCRM分野では、1990年代には、シーベル・システムズ社が大きなシェアを持っていましたが、同社はオラクル社に買収されました。
そして、2000年以降にセールスフォース社、少し遅れてマイクロソフト社のCRM製品が出て来た以降に、私が当時勤務していた事業部で導入しようと色々調査していたのですが、こんなに沢山の会社が現在では参入していることを知りませんでした。
でも、言い換えると、決定版的な製品/サービスが未だないのかもしれません。
このあたりについて、今後アレコレ考えて行くのが当ブログの目的でもあります。