これも直観的には、Video(動画)を使って売り込みをかけるツールだろうと想像しました。
でも、動画を撮るツールなら幾らでもあるわけで、わざわざ専用のシステムが必要なのかとも思いました。
そこで、今回はTypical Functionality、
Video email
Personalized video (with prospect’s info inserted)
Video for social media
から見て行きます。
先ず最初のVideo emailと言われてもピンと来ないのですが、wikipedia(の翻訳版)では、
ビデオ電子メールは、電子メールビデオまたは電子メール内のビデオとも呼ばれ、ファイルを添付したり、再生するためにハイパーリンクをクリックしたりすることなく、電子メールの本文にビデオを直接埋め込むことを指します。
と説明されています。
つまり、送られてきた電子メール内に表示された動画を直ぐに再生できるような仕組みになっているようです。
ハイパーリンクをクリックして、どこかに飛んで観るのとの違いがないのではないかと思われるかもしれませんが「一手間を省く」ことで動画再生へのハードルが下がるのでしょう。
その流れで考えると、次の、Personalized video (with prospect’s info inserted)においても対象となる見込み客向けにカスタマイズされた動画、例えば、そうなっているのかどうかは分かりませんが、
「今日は、田中さん。」
「○○商事の石田さん、化成品メーカー分野の新規開拓に有効なツールを紹介します。」
とかを作成すれば、電子メール内に表示された動画の再生率が上がると想像できます。
更には、その動画をfacebook等のSNSに投稿できれば、なお再生して貰い易くなる筈であり、だから、Video for social mediaとしてリストに挙げているのでしょう。
以上をまとめてTypical Functionalityを超・意翻訳すると、
受け取ったメールを開くと直ぐに動画を再生できる
見込み客の属性を反映してカスタマイズした動画を作成できる
ソーシャルメディア(SNS)に掲載できる動画を作成できる
みたいなところでしょうか。
このような機能を持ったVideo Sellingなら確かに冒頭に書いたように既存のツールの転用とは少し違うわけで、Descriptionで、
Email campaigns that automate video personalization and track engagement Personalized landing pages with personal pitches add to a great buyer experience.
と説明しているのも理解できます。
因みにGoogle翻訳そのままだと、
動画のパーソナライゼーションを自動化し、エンゲージメントを追跡する電子メール キャンペーン 個人的な売り込みを含むパーソナライズされたランディング ページにより、優れた購入者エクスペリエンスが追加されます。
と西洋かぶれさん風の日本語になってしまいますが、意味としては、
買い手が興味を引いてくれそうな情報を盛り込んだ動画を作成して、その動画や説明を含んだページ開くような電子メールを送れば、受け取った(買い手の)方も、より情報を得られるので話が進む
といったことなのだと思います。
この辺りを頭に入れた上で、製品/サービスリスト
の先頭に挙がっているmediafly社のwebsiteを見て行きます。
同社のSolutionsにあるVideo SellingのTOPには、
Stand out with personalized videos
と書かれています。
つまり、同じ動画を全員に送るといった芸の無いことをするのではなくて、
相手に向けて(ワザワザ特別に個別に)作成した(ように見える)動画なら相手の目に留まる
ことになるので、
Build personal connections and accelerate sales cycles at every stage of the journey.
つまり、
顧客とグット近づいて、話がドンドン進んで受注できてしまう
ということのようですが、少し出来過ぎた話のようにも思います。